スペイン 第3日 ~涙と笑いの「アートメゾン・ビエンナーレ2015」~

本日は、この旅の 目的

「アートメゾン・ビエンナーレ2015」の
レセプションパーティーが ございました。

アートメゾンビエンナーレ2015

ビエンナーレ とは、
2年に1度行われる 美術展覧会です。

「アートメゾン・ビエンナーレ2015」は、
この度 お世話になりました
麗人社 さま が運営されておりまして、

マドリードにございます、
シルクロ・デ・ベジャス・アルテス
(マドリード総合芸術センター)

という会場で、行われました。

こちらの展覧会では 現代日本が誇る“和の美”を
スペインの美術愛好家に堪能してもらうことが
最も大きなねらいです。

詳しくは コチラ
↓↓
『アートメゾン・ビエンナーレ2015』

あちらの会場では、
スペイン代表という事で、

ピカソの未公開デッサンが
展示されていたり、

日本代表として、
北斎 や 歌川広重 の浮世絵も
展示されておりました。

また、現代の スペイン や
日本 のアーティストの作品も 多数。

 

出品されていらっしゃる 先生方は、
皆さんすでに ご活躍の方々 ばかりでした。

 

何10年も続けて、
作品を 発表されてらっしゃる
ベテランの先生。

1度の個展で、
数千万円を 稼がれる 先生。

かの有名な ル・サロン に、
幾度も 入選されていらっしゃる 先生。

 

無名で。技術もなく。
20代の人間は、 わたくしだけでした。

 

そんな方々の中で、
少し 厳しい 一言を いただいてしまうと、
どうしていいか わからなくて、
不安になった 前夜でした。

いやー。

なんで あたし
ココに いんのかな ?!

つって!笑

自分にも、
娘のような 自分の絵にも、

価値がない気がして。

 

遠い異国の土地で、
誰かに 言えるわけでもなく。

 

 

ところで わたくしは、
大正時代が大好きです。

 

西洋文化への尊敬を持ち、
日本の伝統を保っていた時代。

芸術家 や 歌人 が元気で、
女性がカッコ良かった 時代。

そんな 方々にあやかりたくて、
着物に ハイヒールを 合わせたりします。

DSC_0201

この日の為に 持って行きました お着物は、

前回
ベルギーとオランダで行われた 展覧会に、
参加させていただいた際、

記念に買った 布で、
母が 製作いたしました。

帯も、ベルギーで購入した、
テーブルクロス です 笑

黒のハイヒールも、
ベルギーで購入したもの。

半襟は、銀のラメ入りの 黒いレース。

帯締めは、ラメの付いた黒いベルト。

黒のストッキングに、
黒のサテンの手袋も 合わせました。

これなら 海外の方にも、
喜んでいただけるかなーと。

でもですねー 笑

日本の方からは、

かなーり

怒られちゃいました! 爆

やっぱり 着方も ヘタクソですしねー

いやー。

そんなこんなで。

会場に着きましても、

ちょっと めそめそ しに、
違うフロアに 逃げてみたり 笑

体調が悪いフリをして、
帰ろうとしてみたり 笑

誰かヘルプ!と思っても、
携帯の電波 つながらなかったり 笑

アンタ ほんとに、
来年 三十路かよ

と 自分で 自分に、つっこみつつ

しょぼしょぼ していたのですが 笑

 

パーティーが始まってしまえば、

ステキな絵を お描きになる、
すてきな先生方に、褒めて頂けたり。

優しいスタッフの方に、
励ましていただいたり。

何よりも、
会場にいらっしゃった
スペインのお客様方が、温かくて

っていうか

めっちゃ

ホット で!

握手をさせて頂いたり。
お写真を撮らせて頂いたり。
たくさん お話しをさせていただいたり で。

そんなこんなで、バタバタしていましたら
なんだか 楽しくなってしまって、
結局 いつも通りに

ゲラゲラ 笑っておりました。

単純 !!

多少 しょぼくれていたもので
あまり お写真がないのですが、

会場でお会いした スペインの方が、
わざわざ メールで、

お写真を送ってくださったので
ご紹介いたします。

 

お写真を下さったのは、
スペインのアーティスト、

コンチャ さんです。

コチラが わたくしの作品。

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そしてこちらが、コンチャさんの作品。

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作品と同じ、
優しくて あたたかい方でした。

Muchas gracias ! (*´▽`*)

なんでしょうねー。

やはり いつでも思う事は、

もっと、絵が上手くなりたいです。

 

だけど、きっと

言葉が通じなくても、
色んな方と 笑顔で 過ごすことができたので

それが この旅の、1番の目的で

これからも
続けていくべきことなのかなぁと

勉強になりました。

どうも
ありがとうございます!