こちらは 2014年の作品です。
私は よくよく昔から、
『この世に参加できていないと』
感じる事があります。
世の中の 音楽や何か 色々なものは、
『愛』というものに あふれていて。
人は思ったよりも気軽に、
『幸せ』と 口に出せるようです。
私には なぜか、
その事が とても難しく感じます。
挨拶のようにフワリと発せられる
そういった「コトバ」に、
嫌悪すら 感じたりもします。
容易に 口にしてしまえば、
言葉の効力すらも 薄らいでいって
まがい物に変わってしまうような。
そんな錯覚にまで 陥ります。
そうかと言って。
いつまでも
暗闇に住み続けたいワケではなく。
抱え込んだ感情は
私の中に渦巻くマグマのように、
暗い火口から 生まれようとしていました。
2014年 当時は、
そんな 世界の入り口 に立とうとした時期です。
まあ 簡単に言えば。
「誰かを愛したい」
と いう事が言いたいのですけど。
そんな単純な一言を まとめて
こうして 表に発するまでに、
2年もかかったような 私です。
▼【作品紹介】
まど〜煮え溶ける辰砂を流し込んで〜

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